オペ室(手術室)の看護師の役割ついて【外回りの看護師と器械出し看護師】

看護師の仕事をしていると色々な部門で働いている看護師さんがいますね。皆さんは今、どんな施設でどこの部署で働いているのでしょうか?

私の場合は病院で手術室、一般外来、ICU、血管造影室、精神科、内視鏡室、脳外科病棟、一般外科病棟、老人施設、障害者施設、小児科、小児の救急電話相談いわゆる#8000の仕事、訪問入浴そしてERなどです。派遣で働いたものを含めるとこのくらいです。

その病院や施設には部署があると思います。大概は希望部署に空きと適性があると認められればその部署に配属されます。私の場合は看護職として最初の配属部署は手術室でした。

手術室とは

私は手術室勤務を特に希望したわけではありませんでした。看護部長からの直々の業務命令でしたが、特に抵抗はありませんでした。手術室の仕事とはと聞かれたらどんな仕事を想像するでしょうか?外科的につまり患者さんの体を侵襲的に治療するところですね。とても緊迫感がある部署と言えるでしょう。命にすぐ直結する場所ですからね。

手術をするということは無菌で患者さんの体を扱います。感染を防ぐということですね。器械は全て滅菌され手術室もバイオフィルターを使い空気もきれいにして働く医師や看護師も滅菌操作を行います。ちなみに滅菌とは病原微生物、非病原微生物全てを死滅させる操作のことです。消毒は病原微生物だけを死滅させる操作のことを言います。

手術の種類について

手術の方法も麻酔も医師の専門や疾患によって全然違い準備も違ってきます。

例えば脳外科だったら開頭術という術式があります。文字通り開頭して出血部位を止血したり血腫を取り除くことをします。腹部外科だったらお腹を回復して悪いところを切除したり外傷の臓器損傷の場合は止血処置をしたりします。まだまだ沢山あります。テレビなどでは劇的にかっこいい場面が出てきますが実際はもっと大変な部署です。

手術室における看護師の業務について 滅菌操作

看護師の手術室の仕事は滅菌操作です。

使う器械は全て滅菌しなければなりません。滅菌するための道具や滅菌のための機械(ガス滅菌器やオートクレーブなど)も備えている手術室もありますが、大きな病院では中央材料室という独立した部門があり、そこで手術室だけではなく病院の他部門の器械も滅菌したりします。滅菌した器械を管理するのも手術室に勤務する看護師の仕事です。

手術室看護:外回りの看護師

手術室看護には大きく分けて外回り看護師器械出し看護師という二通りの仕事があります。

まず外回り看護師の仕事についてお話ししたいと思います。

外回りの看護師は麻酔科医の介助をしたり手術を受ける患者さんがいれば病棟に術前訪問して手術前の説明や手術中、手術後の説明をして手術の不安を軽減してするという役割があります。手術室看護師の術前訪問はやっていないところもありますが入院なら代わりに病棟看護師がします。

インフォームドコンセントは医師が行いますが、その時に家族に寄り添い一緒に立ち会うということもあります。手術中は手術室全体を見回しスムーズに安全に手術が進行できるようにします。モニター類の監視も重大な役目です。

これは外回り看護師の主な役割です。

手術室看護:器械出し看護師

次に器械出し看護師の業務についてです。

器械出し看護師は手洗いをして滅菌操作で医師に器械を私たりなどの手術中における医師の介助を行います。

手術の器械はたくさんあります。まず名前と用途を覚えなければなりません。それがわからないとスムーズな介助が行えなくなることがあります。次の器械はどんな器械を使うのか?術野は血液で見ずらかったら拭いたりします。場合によっては器械を組み立てたりすることがあるのでさらにたくさんのことを覚えなければなりませんね。

このように緊張が常にあるので落ち着いて行動できテキパキとした判断も持ち合わせなければなりません。また臓器を直接見たり血を目の当たりにするので気分が悪くなったりすることがあるので適性も問われます。

以上です。大変ですが、魅力たっぷりの手術室看護に勤務するというのもいい経験になりますよ。

参考:体の中が見える手術室看護師の役割・業務について【直接介助看護師と間接介助看護師】